1年12ヶ月の最後の月。
冬の大分厳しくなり寒さも加わり、日脚も短くなって暮れやすく、22,23日頃には昼がもっとも短く、夜が一番長い日の冬至がやってくる。
陰暦12月は、師走(しわす)ともいい、晩冬の節で冬も最盛期を迎える。年末は、「師」が忙しくて走り回るから「師走」という説が有力。
「師」は「僧」を指すのが一般的で「僧侶が仏事のために走り回る」「御師(おし・おんし、寺社で参拝者を世話する人のこと)が一年で一番忙しい時期」「普段は落ち着いている教師も慌ただしく走り回る」。または、四季の果てる月であることから、シハツ(四極)月など。
「師が馳せる月」→「しはせつき」→「しわす」となった。他に「年が果てる」→「年果つ(としはつ)」→「しはつ」→「しはす」→「しわす」になったという説など諸説あるようだ。
さて、2019年も20日余りとなったが、来年は元号も変わり、何かと変化変動のある年となりそうだ。
一年を振り返り自分がどうであったか、また来年に向けての目標など改めて自分に問うのも良いだろう。
*12月の大祭(釜鳴り)は、12月29日(土)午前10時より お気軽にお越し下さい。