相談に訪れる方たちはそれぞれに悩みを抱え、不安を抱えて来られる
いろんな所を周り回って、最終的な目的で来られる方もいる。
そういう方々は、自分が今の現状から抜け出したい、良くなりたいと思って相談に来るのです。
それを手助けする形で、お受けする場合もありますが、
やはり本人、または周りの人(家族)が本気で治したいという思いが無ければ、
受ける側も受け止められません。
「お願いします」と言われて初めて、お助けする事が出来ます。
そしてそれは、一人ひとり状態が違います。十人十色とでも言いましょうか、
その方の状態で簡単に終わる場合もありますが,
重い方,闇が深い方は、何年もかかる場合もあります。
たとえばひどいやけどをしたと思ってください。
やけどを負った皮膚はただれ、血が滲み痛みを伴います。
それをそのままにしておくとかさぶたになります。
そういう状態でいきなり、かさぶたをはがそうとすると、
痛みを伴いまたそこから出血し、かさぶたになる。
その繰り返しでなかなか良い方向へ向かなくなる。
そうならないように表面をゆっくり、薄皮をはがすように取り除いていき、
本人の痛みを極小にするために時間がかかる。
それが何年もかかるという意味です。特に何年もかけて悪くなった場合は、1回や2回では難しいでしょう。
確かに、表面的に治ったとしても、元が治っていないので、また悪い部分が出てきてしまう状態です。
お金がかかるからやめますという方はもちろんおります。
自分を大事にするか、お金を大事にするかの違いでしょうか。
本当に自分が治りたいと思うなら、お金は何とかなるもの。
元気になって働くという考え方。
考え方ひとつで決断できるものなのである。